3月度 活動報告
3月の活動は篠山登山でした。
標高1065mの篠山ですが、
登山口からは大人の足で1時間弱で登れます。
とはいえ、
1000m級の山ですから、
子供たちにとっては少し冒険になるコースです。
みんな厚手の服を着ていますが、
3月とはいえこの日はとても寒い日でした。
しかも標高1000m級となれば気温とても低く、
1月並みの寒さと言っても過言でありません。
天気予報は曇りでしたが、
登山中は日も差していました。
登山道はこのように整備しているところもありますが・・・、
自然の岩や木の根がむき出しの所もあったり・・・、
結構急なところもあったりします。
でも子供たちは結構ひるまずに登って行きますね。
子供たちはそれぞれのペースで登って行きます。
やっぱり大きい子たちと小さい子たちではペースが違います。
山登りですし、
マイペースで登ることが大事ですね。
ときおり寄り道をしながらの山登りです。
こういうところで好奇心が養われていくと良いですね。
今回初めて篠山に登ったという子がほとんどだったので、
どちらかというと頂上目指して登ることが目的になっていましたが、
これからも何度か登ることで、
途中の自然にもっと興味を持って、
寄り道も増えるんじゃなあいかなぁという感じでした。
山頂に近づくと、
だいぶ道も険しくなります。
岩の階段です。
山頂間近になると、登山道は山の尾根に出ます。
尾根に出たら気候が一変!!
登り道はずっと海側の斜面でほとんど風は吹いていなかったのですが、
尾根に出ると山側斜面からの激しい突風が吹いてきて、
まるで台風の暴風のようでした。
体感気温もぐっと下がって、3月なのに真冬のようでした。
・・・、真冬のようでしたというか真冬でした。
篠山の山頂には、
山頂にも関わらず水の絶えない不思議な泉があるのですが、
その泉もすっかり氷が張っていました。
地面には霜柱が出来ていたし、
3月なのに山頂はどうやら氷点下だったようです・・・。
恐るべし篠山☆
山頂です。
といっても、
落ち着いて山頂に登りきった喜びを味わう余裕はなくって、
強風に凍えてみんな「早く降りよう。。。」 って感じでした。
あまりの寒さに子供たちは半泣きです(^_^;)
今度はもっと暖かい季節に登りたいと思う一同でした。
・・・にもかかわらず、
子どもたちの空腹は寒さにも勝ったようで、
想定外に山頂でお昼ご飯を食べる流れになっちゃいました。
篠山神社がドンと建っていてくれたおかげで風はだいぶ防げましたが、
いやぁ寒かったなぁ。
お昼ごはんを食べ終わったら、
みんな寒さから逃げるように下山しました。
山頂では寒さに半べそでしたが、
下山したらみんなケロリとしてました。
さすが子供たちです。
本当にとっても寒かったので、
きっと「もういやだ」って思った子もいると思います。
主催者としては本当はもっと気持ちよく登れるに越したことはなかったですし、
「楽しかったね♪」で終わる登山にしてあげたかったですが、
まあこれはこれでいい経験になったかな~とも思います。
なかなか経験することのない厳しさでしたが、
身を持って体験したこの辛さは、
幼い子供たちにも忘れられない経験になったじゃないかなと思います。
辛い経験をすることは不幸なことではなく、
そういう経験を積んだことが、
子供たちの見えない部分を形作っていくんじゃないかなと思います。
そんなことを思った篠山登山でした。
とはいえ、
また今度は季節のいい時に登ってみましょうね☆